空調設備の関連資格はどんなものがある?資格の種類や難易度を紹介。  

皆さんこんにちは!千葉県成田市において、生活に不可欠な給排水設備空調設備の設計からメンテナンスまで幅広く手掛けている株式会社アクアです。


今回は空調設備に関する資格について、種類や難易度をご紹介します。


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■空調設備の仕事に関するおすすめ資格は大きく分けて2種類!



空調設備の仕事をするためには、管理系や技術系のそれぞれにおいて、取得しておくとよい資格がいくつかあります。ここでは空調設備に関する資格について、管理系と技術系に分けてそれぞれ紹介します。


◆【管理系】空調設備に関する資格と難易度

まずは管理系の資格とその難易度について解説します。


・管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、配管工事の施工管理に関する国家資格のひとつです。施工計画の作成や工程・安全・品質の管理など、配管工事の施工から現場責任者まで幅広い業務をおこなうため、建設現場では欠かせない存在です。


管工事施工管理技士には、1級と2級があります。1級を取得すると、特定建設業の専任技術者や一般建設業の主任技術者、監理技術者になることが可能です。2級取得者は、一般建設業の専任技術者や主任技術者として従事できます。


合格率は下表の通りです。



参照:一般社団法人全国建設研修センター「技術検定」より


・電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、建築物や土木構造物の電気工事に関する国家資格で、施工計画の作成や工程・安全・品質の管理や監督などの業務をおこないます。電気工事の施工管理は、電気工事施工管理技士の資格がないとおこなえないため、空調設備の工事においても重要な資格のひとつです。


電気工事施工管理技士には、1級と2級があります。1級を取得すると、特定建設業の専任技術者や監理技術者として認められます。2級取得者は、一般建設業の電気工事における専任技術者や主任技術者として従事できます。


合格率は下表の通りです。



参照:一般財団法人 建設業振興基金より


・冷凍機械責任者

冷凍機械責任者は、冷凍設備に関わる機械や装置の保安業務をおこなう国家資格です。機械の保守管理や点検の立会・結果の保管、無資格者の監督など、冷房用冷凍機の機械設備の管理業務を担当します。


冷凍機械責任者には、取り扱える冷凍装置の規模によって、第一種・第二種・第三種の3つがあります。合格率は25〜30%前後となっているため、難易度が高いといえるでしょう。


参照:一般財団法人 建設業振興基金より


・エネルギー管理士

エネルギー管理士は、省エネ法に基づいて定められた国家資格です。工場などのエネルギー使用量を管理する専門家で、エネルギーを使用する設備の維持管理や使用量の監視、エネルギー使用効率化、現場指揮などの業務をおこないます。


エネルギー管理士は、誰でも受験可能な国家試験による取得と、エネルギー使用の合理化に関する実務に3年以上従事した人が受けられる認定研修による取得の2つの方法があります。国家試験の合格率は30%前後、認定研修の修了試験の合格率は60%前後で、国家試験で取得するほうが難易度が高いといえるでしょう。


参照:エネルギー管理士|一般財団法人 省エネルギーセンターより


・建築物環境衛生管理技術者

建築物環境衛生管理技術者は、建築物のメンテナンスの統括をおこなう国家資格です。特定建築物には建築物環境衛生管理技術者を選任しなければならないと法律によって定められているため、ビルの管理には必須といえる資格です。


受験資格は、指定の建築物の当該用途部分において2年以上、環境衛生上の維持管理に関する実務に従事している必要があります。試験は年1回の実施で、合格率は20%前後となっており、難易度は高いといえるでしょう。


参照:建築物における衛生的環境の確保に関する法律|e-Gov法令検索


参照:国家試験情報|公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター


・電気主任技術者

電気主任技術者は、事業用電気工作物の工事や保安監督、維持などをおこなう国家資格です。取り扱える電圧によって、第一種・第二種・第三種があります。


第一種の合格率は、第1次検定が30%前後、第2次検定が3%前後です。第二種の合格率は、第1次検定が25%前後、第2次検定が20%前後です。第三種の合格率は10%前後となっており、いずれも難易度が高いといえます。


参照:電気主任技術者って何だろう?|ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター


◆【技術系】空調設備に関する資格と難易度

ここでは技術系の資格とその難易度について解説します。


・ボイラー技士

ボイラー技士は、ボイラーの管理や保守点検、修繕などをおこなう国家資格です。ボイラー技士には対応できる伝熱面積によって、「特級ボイラー技士」「一級ボイラー技士」「二級ボイラー技士」の3種類があります。


令和2年度の合格率は、特級ボイラー技士が29.1%、一級ボイラー技士が50.9%、二級ボイラー技士が58.4%となっています。


参照:受験資格|公益財団法人 安全衛生技術試験協会


参照:ボイラーの取扱い管理と作業主任者|一般社団法人 日本ボイラ協会


参照:試験実施統計|公益財団法人 安全衛生技術試験協会


・電気工事士

電気工事士は、電気設備の工事をおこなうための国家資格です。取り扱う電力の規模によって第一種と第二種の2つがあり、どちらも受験資格は不要です。


第一種の合格率は、筆記試験が50%前後、技能試験が65%前後です。第二種の合格率は、筆記試験が60%前後、技能試験が70%前後となっています。


参照:電気工事士って何だろう?|ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター


・冷媒フロン類取扱技術者

冷媒フロン類取扱技術者は、冷媒(フロンガス)が入った業務用冷凍空調機器を扱う際に必要な資格です。一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会による「第一種冷媒フロン類取扱技術者」と、一般財団法人日本冷媒環境保全機構による「第二種冷媒フロン類取扱技術者」の2種類があります。


参照:『冷媒フロン類取扱技術者』 |一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会


・認定電気工事従事者

認定電気工事従事者は、電気工事士法において最大電力500キロワット未満の需要設備のうち、電圧600ボルト以下で使用する電気工作物の工事をおこなうことのできる資格です。


第二種電気工事士免状の交付を受けているか、電気主任技術者免状の交付を受けている人が認定講習を受けることで取得できます。


参照:電気工事士法|e-Gov法令検索


参照:認定電気工事従事者認定講習|一般財団法人 電気工事技術講習センター



■資格を取得するメリットは?



空調設備関連の資格を取るメリットは次の通りです。


◆キャリアアップの選択肢が増える

資格を取得すると、キャリアアップの選択肢を増やすことが可能です。管理系の資格を取得すれば、現場の管理や監督ができる立場となり、役職につく可能性が高まるでしょう。また、空調設備関連の資格は業界全体において需要が高いため、転職でも有利になると考えられます。さらに上位資格を取得することで、独立して個人事業主になったり会社を立ち上げたりすることも可能になるでしょう。


◆給料アップが期待できる

空調設備の仕事は、資格の有無が給料に大きく影響することがあります。とくに需要が高い管工事施工管理技士や電気工事施工管理技士などの資格は、取得することで給料がアップすることが期待できるでしょう。


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参照:弊社ホームページより


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