建設業界は未経験の方にとって、その職種のあまりの多さに途方に暮れてしまう方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
土木工事?給排水設備?足場工事?
どれも仕事内容があまりにも異なるため、建設業界初心者にとってどれから始めるのが効率的なのか、よくわからない!
このような方に向け、その建設業の一つ「給排水設備工事」の仕事内容とその種類についてご紹介します。
建設業界での職種選びに、ぜひご参考にしてくださいますと幸いです。
■給排水設備工事に特化した、三種類の管工事
給排水設備工事に特化した管工事には、
① 受水槽・給水設備工事
② 衛生設備工事
③ 排水設備工事
の三種類があります。
ここでは、給排水設備工事の概要と管工事三種について具体的に解説します。
・給排水設備工事とは? 水道管から水を引き、誰でも簡単に使用できるようにするインフラ工事
いわゆる上水道や下水道の整備をすることであり、水道管から簡単に水が出てだれでも水を使用できるのは、給排水設備工事を行っているからです。
主な仕事内容としては、給水管や排水管の取り付けや受水槽の整備などが挙げられます。
・【受水槽・給水設備工事】・・雨が少ない月も、受水槽があれば安心!
建物の階数が多い場合などに、建物の内部に給水設備を設置するための工事です。
一時的にたくさんの水を使用する場合や、雨が少ないときには受水槽があることで安心できます。
受水槽は配管から流れてきた水を貯めておくための装置なので、断水時にも水を供給することが可能です。
また、耐震性が備わっていることから、災害時にも役立つ点がポイントです。
・【衛生設備工事】水道・トイレなど、公共施設にも必須の水道インフラ!
そもそも衛生設備とは、給水や排水の設備や、水の再利用に関する設備に使用する衛生機器のことを指します。
建物内にある衛生施設の整備や改修に関する工事です。
衛生環境が整っていなければ、かなり不便で居心地の悪い建物になってしまいかねません。
特に、トイレ!
ここの衛生環境が整っている建物には、テナントも、そのお店に入るお客様も、オフィスを間借りする企業様も、居心地がよく定着率が良くなることが想定されます。
こういった理由から、建物のオーナーやお店の店長などにとって、衛生設備工事は売上をも左右しかねない重量な工事にもなりえるのです。
・【排水設備工事】滞りなく水道設備を使えるようにする重要設備
排水設備工事は、水道設備を滞りなく使えるようにするために必要な工事です。排水工事を行うのはトイレやお風呂場、台所などであり、排水設備工事ができていなければ、汚れた水の行き場所がありません。
トイレに接続する場合は、水洗化なども必要となります。
水道管が詰まるなどのトラブルが発生しない限りは、普段気にしないことが多い排水ですが・・・
排水設備工事のプロが定期的にメンテナンスしているからこそ、排水トラブルをほとんど意識することなく生活できているのです。
■その他、管工事 三種
企業名の「アクア」からも事業内容がイメージしやすいように、基本的に弊社では給排水設備の管工事をメインで対応しています。
加えて、あらゆるお客様の管工事に対するニーズにお応えできるように、
・ガス配管工事や空調設備工事
・ダクト工事(換気設備工事)
などにも対応できる腕の立つ作業員がそろっています。
建設業そのものが未経験であったり給排水設備の知識しかなかったり、といった方でも、入社後にはこれらの多様な管工事スキルを習得できる環境が、アクアには整っております。
ここでは、メイン事業である給排水設備工事以外、その他三種の管工事について詳しく見ていきましょう。
・【ガス配管工事】・・火を安全に誰でも簡単に使えるように
専門知識のない方でも火を安全にスイッチ一つで使用できるようにするための工事です。
具体的には、各家庭にガスを供給するためのガス管を整備し、設置するのが仕事になります。
ただし、新しい配管を設置するだけが仕事ではなく、老朽化した配管を交換することも仕事になります。
常に安全性に気を配り、ガス漏れなどの事態を引き起こさないようにすることが重要です。
・【空調設備工事】・・夏や冬でも快適な室温にし、熱中症などの健康被害を抑制
室内の温度や湿度を調整し、夏や冬でも快適な室温にするための工事のこと。
空調設備の取り付けや、既存空調設備のメンテナンス工事が該当します。
温度や湿度を調整するための工事であるため、熱中症などの健康被害を抑制することができます。
エアコンのように温度特化の設備ではなく、空調設備は温度や湿度、空気清浄を行うなどの柔軟性があるのが特徴です。
・【ダクト工事(換気設備工事)】・・しっかり酸素が建物内に循環し、健康を縁の下から支える
ダクト工事(換気設備工事)は、換気や空調、排気などのシステムで使用される管を設置するための工事です。
建物内に酸素を循環させるために重要な設備であり、特定の空間の空気を入れ替えるためのものです。ダクト工事(換気設備工事)がきちんとできていることで、健康を縁の下から支えることができます。
■この管工事、将来的に需要はどのくらいあるのか?
管工事には、将来的に需要があるのかどうかが気になっている、という人もいるのではないでしょうか。管工事が気になっていても、将来性がなければ、意味がないからです。
とくに、近年はAIがさまざまな分野に進出してきているため、不安に感じる人もいるでしょう。ここでは、管工事の将来的な需要について詳しくみていきます。
・未来でのAIの普及によって、生き残れる職種とそうでない職種が・・
未来でのAIの普及によって、生き残れる職種とそうでない職種があるため、不安を感じている、という人もいるでしょう。
実際に、かつて自動車が普及したときには、馬車の需要はなくなりました。
また、鉄道が敷かれたりトラックが普及したりして物流に関するインフラが整ったことによって、江戸時代から続いていた飛脚の仕事は必要がなくなりました。
これらの事例からわかることは、ある分野が発展していくことによって、他の分野が衰退してしまうこともあるということです。
しかし、新しい分野の発生により、これまで考えもしなかった職種が誕生することもあります。
馬車が廃止されて車が普及したときには、タクシーの運転手やバスの運転手が。
飛脚が廃止されてトラックで物を運ぶようになるとトラックの運転手が。
それぞれ新しい職種として誕生しました。
さらに1990年頃のIT革命以後は、プログラマーやサーバー管理者などの仕事が生まれています。
かつて、これらの職種は、全く想像もできなかったのではないでしょうか。
その発展の先に、AIの普及がございます。
しかしながら、AIが給排水設備工事の全ての工程を代替することは現状困難であることが想定され、この職種がなくなる心配はありません。
・AIと共存できる職種と難しい職種、一覧
ここでは、AIと共存できる職種と難しい職種を一覧表にまとめました。
・建設業界全体、及び給排水設備工事は、AIとの共存によって栄える将来性も
建設業界全体、及び給排水設備工事は、AIとの共存によって栄える将来性も考えられる仕事です。
確かに、先ほどの表において共存が難しい職種に「建設作業員」がございました。
しかしながら、管工事細かい作業をAI搭載型の重機で代替は難しいでしょう。
仕事がなくなるどころか、事務仕事や経費管理などといった仕事はAIで代替が可能であり、作業員は施工そのものに専念しやすくなる明るい未来が想定されます。
つまり、AIと役割分担をうまくすることによって、残業時間が短縮され、よりホワイトな職場環境へ移行される可能性が生まれるのです。
【まとめ】将来的な需要も良好で手に職を付けられる給排水設備工事、共に実績を積んでいきませんか?
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一人ひとりの理解力に合わせ、全て丁寧に説明したり、あえて全て説明せず自分で先を考えていただくようにしたり・・・
その方が最も無理なく、肩の力を抜いて伸びると思われる指導方法を確立させてまいります。
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