【給排水設備工事から見る、2024年問題④】2024年問題で、建設業で就職するにあたってのメリットって何? 管工事会社への就職に関心のある方へ!

これから建設業での就職を考える場合、どのようなメリットがあるのかを事前に知っておきたいですよね。


今回は建設業界の現状をふまえて、これから建設業に就職するメリットについて解説していきます。


2024年問題の概要は下記の記事に記載がございますので、是非ご一読ください。


【給排水設備工事から見る、2024年問題③】2024年問題で、建設業は人手不足!?今から管工事の正社員を目指す方にメリットはあるのか?



■建設業界の現在地



建設業での就職を考えるにあたり、業界の動向はとくに気になるところでしょう。まずは建設業界が現在どのような状況にあるのかについて、概要を解説していきます。


・建設投資額の減少


日本の建設投資額の推移は、バブル期である1992年が約84兆円とピークで、2011年には半分の42兆円まで落ち込んでいます。しかしその後は回復していき、2023年には約70兆円となっています。現在は増加傾向にあるものの、ピーク時と比べると2割ほど少ない状態です。



参考資料:

国土交通省(令和5年度(2023年度)建設投資見直し)


・資材の高騰・円安


国際的な原材料価格の上昇や円安の影響などにより物価が高騰している現在、建設業界でも資材の高騰によるコストの上昇が課題となっています。


近年は新型コロナウイルス感染症の影響で、木材や鋼材の需要は一時的に減少していました。しかし、経済活動の再開により需要が拡大したことで木材や鋼材の価格が高騰する「ウッドショック」「アイアンショック」により、現在では資材不足が問題となっています。


さらにウクライナ情勢によるロシアへの経済制裁の影響もあり、資材の高騰が加速しています。


・倒産件数の増加


建設業界では、倒産件数が急増している現状があります。リーマン・ショック期以降は減少傾向にあったものの2022年から増加傾向に転じ、2023年は前年比38%増の1,671件となっています。


深刻な人手不足や資材の高騰の影響が背景にあり、2000年以降で最も⼤きな増加率となりました。


出典:帝国データバンク「「建設業」倒産動向調査(2023年)



■建設業界の需要は拡大・・・なぜなのか?



建設業界には人手不足や資材の高騰などの課題があるものの、建設需要は今後も途切れるリスクが少ないことから、建設業は将来性のある仕事であるといえるでしょう。ここでは建設業界の需要が続くと考えられる3つの理由を解説します。


①老朽化対策や災害対策が必要であるため


住宅やビルをはじめとした建設物や配管などのインフラは、定期的なメンテナンスや再建など、老朽化対策が必要です。新しい建物の建設や設備工事はもちろん、老朽化対策の需要もあるため、建設業界は常に一定以上の需要があるといえるでしょう。


また、地震や豪雨などの自然災害に備えるための災害対策を進めるほか、建設物や都市構造が破損すれば復旧作業も必要です。とくに防災インフラの整備・管理は、内閣官房による「国土強靭化基本計画」において基本的な方針として推進されている分野であることから、今後も需要が高い状態が続くでしょう。 


参考資料:「国土強靭化基本計画」(内閣官房)


②大規模な建設プロジェクトが続いているため


以前は東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、会場の建設や周辺のインフラ整備などで建設需要が高い状態が続いていました。大会が閉幕した現在でも、オリンピック・パラリンピックと同様に経済効果が期待できるイベントはほかにもあります。


たとえば2025年に開催予定の大阪万博では、会場の建設や周辺の整備などで建設需要が高まっています。ほかにも2027年に開業予定のリニア新幹線や各地の高速道路の整備など、進行中の大規模な建設プロジェクトも多い状態です。このように大きなイベントが開催される都市はもちろん、今後も全国的に建設需要が高い状態が続くことが見込まれます。


③地球温暖化に配慮した建造物への需要が高まっているため


どの業界でも地球温暖化対策が必要とされているなかで、建設業界でも環境に配慮した建設方法への需要が高まってます。エコ建設やグリーンビルディングなど、エネルギー消費を抑える環境性能の高い建物は、CO2排出量の削減へ向けてより注目されるようになってきました。


環境性能の高い建物は、従来の建設方法と比べると建設コストはかかるものの、運用コストの削減や環境負荷の低減を実現することから、今後ますます普及が見込まれます。


企業においてもCSR活動(企業の社会的責任を果たす活動)として価値が高いことから、大手企業を中心に環境性能の高い建造物の導入が進んでいる傾向にあります。そのため環境に配慮した建造物は、建設市場では将来的に重要な位置を占めることになるでしょう。



■建設業界で働くメリットはあるのか?



建設業界ではさまざまな課題もある一方で、建設需要は今後も高い状態が続くと考えられています。ここではそのような建設業界でこれから働くメリットにはどんなものがあるのかについて、具体的に解説していきます。


・仕事が安定している


建設工事には個人が依頼するものから公共事業までさまざまな種類があり、全国各地でさまざまな工事が行われています。生活に欠かせない分野であることから消費者のニーズに左右されにくく、国からの投資もあるため、建設業界は今後も安定している業界であるといえるでしょう。


IT化が進んでさまざまな業界の多くの業務が機械化されていくなかで、建設業界では機械化できない業務もあることから、今後仕事がなくなるという心配も少ないと考えられています。


また、新しい建物の建設や設備工事以外にも、メンテナンス工事やリフォーム工事などの需要も高いため、建設業界で身につけた技術はさまざまな場面で活かせます。


・高収入を狙える


国税庁による「民間給与実態統計調査」において、2019年度の建設業界の平均年収は491万円で、全業種の平均である436万円より12.6%高い数値となっています。年齢別に見ても、若い年齢から高収入を目指せるでしょう。


もちろん会社の規模などによって収入は変わりますが、資格の取得や経験を積むことによって年収アップも目指せるため、建設業界は高収入を狙える業界であるといえます。


出典:国税庁「民間給与実態統計調査」


・早ければ早いほどチャンスは多く存在している


人手不足や資材高騰の影響で倒産件数が増加しているなどネガティブなイメージが先行しがちな業界ですが、転職を考えている方やこれから社会に飛び出していく方にとっては「チャンス」が広がっているともいえます。


なぜなら、「働きやすさ」を整えるための法整備や、企業側での「給与」「資格取得支援」「ライフワークバランス」などの整備も進んでいることから、これからは「働きやすい」環境でスタートすることができるからです。


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